巷ではミニ財布などとも呼ばれているこの財布。正式な名前を「フラグメントケース」と言います。
日本では、電子マネーによるキャッシュレス化が本格的に浸透し始めた、2019年頃から様々なブランドの商品として並ぶようになりました。
当時はまだ長財布、折りたたみ財布が一般的で、あまり見かけることはなかったかもしれませんが、最近では、身の回りで使っている人も徐々に増えてきたのではないでしょうか。
ということで今回はフラグメントケースを使用して1年の私が、フラグメントケースの選び方を実際に使ってみた感想を交えながらまとめたいと思います。
フラグメントケースとは
「フラグメント(fragment)」は日本語で「断片」という意味です。
財布の小銭入れやカードポケットなどの必要最小限のパーツを切りとったようなアイテム。
というようなイメージからこのような名前が付けられたのだと思います。
これを聞いただけでは、小銭入れ付きパスケースなどとの違いがあまりわからないように感じますね。
実際、フラグメントケースとしての明確な定義はありませんが、フラグメントケースの特徴を挙げるとすると以下のような感じでしょうか。
- 小銭入れがついている
- パスケースよりも縦長のサイズ
- カードポケットが4つ以上あることが多い
それでは次の節からフラグメントケースを選ぶ際のポイントについて説明していきたいと思います。
ポイント① 素材が丈夫なものを選ぶ
これはフラグメントケースだけに限る話ではないですが、
財布の素材の丈夫さはとても大事です。
たくさん悩んで買ったお気に入りの財布が使ってみるとすぐボロボロに、、、
こんな経験をしたことのある人は少なくないのではないでしょうか。
フラグメントケース選びにおいて素材の丈夫さはさらに重要ポイントになってきます。
なぜなら、フラグメントケースは実際に使いだすとコンパクトである分、直接服のポケットなどに入れて持ち運ぶことが増えます。
その結果、ポケットの中で生地が擦れて早く劣化してしまう可能性が高いのです。
フラグメントケース選ぶ際は以下のような点に注意してみてみましょう。
- コバがしっかりしているかみる
財布の生地で一番ダメージを受けやすいのは角や辺の部分です。
コバがないもの、ひび割れしやすそうなものは要注意です。 - 素材が革の場合、柔らかい生地のものは注意
柔らかい生地の革は手に馴染み触り心地がよく、高級感もありますが、とてもダメージを受けやすいです。
カーフレザー、ラムスキンなどの柔らかい生地のものを選ぶ際は、店頭で実際に現品をチェックすることをお勧めします。
ポイント② 小銭入れにマチがあるものを選ぶ
これは実際にフラグメントケースを使ったことがある人にはよくわかることだと思います。
フラグメントケースはカードを入れるとその面が固くなり、小銭が取り出しにくくなります。
これを知っていないと、
店頭でカードを入れていない状態で、小銭入れを十分開くことができても、
購入後カードを入れてみるとほとんど開かず、中の小銭を確認することができない。。。
というようなことになりかねません。
しかし小銭入れ部分にマチがついているものであれば、カードを入れた状態でも、しっかりと中を確認し、小銭を取り出すことができます。
ポイント③ スマホと同じサイズがおすすめ
あまり優先度は高くないかもしれませんが、自分の使用しているスマートフォンと同じサイズのものが使いやすくてお勧めです。
スマホと同じサイズのものであれば、片手でもスマホとセットで持ちやすく、
ちょっとした外出の際、サッとスマホとフラグメントケースを掴んで出ることができます。
また、スマホの大きさは普段から触っている分、手に馴染むサイズで使いやすいです。
ポイント④ ポケット数は事前に考えておく
フラグメントケースに入るカードの枚数は限られています。
購入前に、自分が普段から持ち歩くカード類を決めておきましょう。
せっかくスタイリッシュにするためにフラグメントケースを買ったのに、そこに結局パンパンにカードを詰めているのでは、かえって使いづらいだけです。
持ち歩くカードを厳選した上で、予め最低必要なカードポケット数を決めておきましょう。
カード厳選の際は、以下のことを参考にしてみてください。
- 月に何回使用するか
使用頻度が月に1回未満のカードは持ち歩く必要がありません。
家に置いておき、必要な時にだけ持ち出すようにしましょう。 - 電子化はできないか(スマホアプリ)
最近ではほとんどのポイントカード、会員カードは電子化されており、
スマホアプリをインストールしていれば、アナログのカードは不要なことがほとんどです。
自分の持っているカードのアプリ版がないか確認してみましょう。
フラグメントケースを使うのに向いていない人
ここまで記事を読んでくださった皆さんにはあまり関係のない話かもしれませんが、
最後に、フラグメントケースを使うのに向いていない人の特徴を挙げてみました。
- 複数枚のクレジットカードを使い分けている人
買い物するお店よって、クレジットカードを複数枚使い分けている人は、フラグメントケースのカードポケット数では足りないかもしれません。 - お札を折りたくない人
何かあった時の為、私はフラグメントケースにお札も入れていますが、二つ折り or 三つ折りでなければ入りません。
絶対にお札を折りたくない!という方は長財布を使いましょう。 - パチンコ、競馬などによく行く人
パチンコ店、競馬場では現金しか使えないので、あまり現金を入れることができないフラグメントケースは不便に感じると思います。
逆にフラグメントケースを使用することで、現金を持ち歩かなくなり、出費を控えることができるようになるかもしれませんね。
最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。
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